パフィー「愛のしるし」は誰が作った?若者よスピッツを聴こう!
公開日: 2016/04/12 Mステ PUFFY Spitz スピカ スピッツ パフィー フェイクファー ミュージック 愛のしるし 井上陽水 奥田民生 花鳥風月 草野マサムネ 動画 流れ星

今週4月15日放送のミュージックステーションに出演予定のアーティストを見ていて、ふと気になった事があったので、今回はその事について書いていきます。
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Mステ出演者を見て気になったこと
今週のMステの出演者は、PUFFYやいきものがかり、Perfumeなど計7組のアーティスト。
中でも僕が気になったのは、パフィーの演奏予定曲が、「アジアの純真」と「愛のしるし」の2曲だったことでした。
「アジアの純真」と「愛のしるし」という過去の曲を、何故このタイミン グで歌うんだろう?っていうのが引っ掛かったのはもちろんですが、
パフィーの「愛のしるし」という曲を誰が作ったのか理解している人は少ないんじゃないか?という事が気になってしまいました。
「愛のしるし」は誰が作ったのか、あなたは知っていますか?
「愛のしるし」は誰の曲?歌にまつわるエトセトラ
【YouTube】PUFFY - 愛のしるし
https://youtu.be/i0wWgX9Xg8I
「愛のしるし」は1998年に発売されたパフィーの6枚目のシングルです。
この曲は、パフィーのプロデュースをしてる奥田民生の曲だと思っている人がけっこういるんじゃないでしょうか。 もしくは、井上陽水の曲じゃないの?とか。
というのも、パフィーのデビュー曲「アジアの純真」の作詞は井上陽水、作曲は奥田民生という事は、あまりにも有名な話。(だと、勝手に僕は思っています。あくまでアラサー目線。)
さらに、2ndシングル「これが私の生きる道」は奥田民生が作詞・作曲
3rd「サーキットの娘」も奥田民生が作詞・作曲
4th「渚にまつわるエトセトラ」は井上陽水が作詞、奥田民生が作曲
そして、デビューから4連続でミリオンヒットですから、パフィーと言えば、奥田民生か井上陽水のイメージがあるんじゃないでしょうか。
しかし実はこの曲は、スピッツの草野マサムネが作詞作曲して提供した曲なんですよね。
この事実を知ってる人って以外に少ないんじゃないかな、ってふと考えてしまいました。
「愛のしるし」が草野マサムネの曲だという事は、スピッツのファンにとっては余りにも有名な話ですが、一般的にはどうなんでしょうか?
ちなみに提供の経緯は、奥田民生がパフィーの曲ができないからと、草野さんにお願いしたからの様です。
歌詞の内容
ヤワなハートがしびれる ここちよい針のシゲキ
理由もないのに輝く それだけが愛のしるし
いつか あなたには すべて 打ち明けよう
少し強くなるために
壊れたボートで一人 漕いで行く
夢の中でもわかる めくるめく夜の不思議
出典:PUFFY「愛のしるし」
あらためて歌詞を見てみると、「ヤワなハートがしびれる」という表現がまさにマサムネさんっぽいよなぁと感じてしまいます。
つかみどころが無く抽象的だけど、「恋をする気持ち」みたいなものが、なんとなく伝わってきませんか?
「少し強くなるために 壊れたボートで一人 漕いで行く」って表現が個人的に好きです。
「愛のしるし」Spitzバージョン
【YouTube】スピッツ - 愛のしるし
https://youtu.be/7awhzclrBMc
メンバーがコスプレしていて、遊び心が感じられるPVですよね。
スピッツがセルフカバーした「愛のしるし」は、スピッツのB面曲や未発表音源を集めたアルバム「花鳥風月」に収録されています。
元々この曲は、スピッツの8thアルバム「フェイクファー」の収録候補だったようです。
しかし「フェイクファー」には収録されずに、パフィーに提供されたわけです。
しかも当初、パフィーの方でシングル化の予定はなかったらしいんですが、結果的にシングルになりオリコン3位というヒットを記録しました。
アルバム「花鳥風月」
上でも少し触れましたが、「花鳥風月」は1999年に発売されたスピッツのスペシャルアルバムです。 どこがスペシャルなのかは、収録曲を見てみれば分かります。
どういう事かと言うと、このアルバムはシングルのB面曲、未発表音源、インディーズ作品、提供曲のセルフカバーなどで構成されていて、全ての曲がアルバム初収録なんです。
当時のベスト盤ブームに対するアンチテーゼで発売したというエピソードがいかにもスピッツらしいです。
ちなみに、収録曲は以下の13曲です。
- 流れ星
- 愛のしるし
- スピカ
- 旅人
- 俺のすべて
- 猫になりたい
- 心の底から
- マーメイド
- コスモス
- 野生のチューリップ
- 鳥になって
- おっぱい
- トゲトゲの木
出典:スピッツ「花鳥風月」
5曲目の「俺のすべて」を初めて聴いた時はビビりました。 「どうして、こんないい曲がシングルじゃないんだ」って。
ライブでのベース田村さんのぶっ壊れぶりも見ものです。
その他にも魅力的なナンバーが並んでいます。 12曲目とか特に気になりませんか?
最後に
なんだか最終的にスピッツの話になっちゃいましたね。
スピッツの歌は「空も飛べるはず」、「ロビンソン」、「チェリー」くらいしか知らないって人も結構いるかと思いますが、それってすごくもったいないです。
アルバムの中にこそ、素晴らしい曲がいっぱい入ってます。 (陳腐な表現ですが、素晴らしいものは素晴らしいので。)
今回、パフィーの「愛のしるし」を草野さんが作った曲だと知って、スピッツに興味がわいたという人にはスピッツ入門盤として、「花鳥風月」はかなりおすすめです。
「流れ星」、「スピカ」、「俺のすべて」、「猫になりたい」とかね。
「愛のしるし」をきっかけに、他の曲も是非聴いてみてほしいです。
若者よスピッツを聴こう! もちろん、若者以外もね。
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