スピッツのアルバムジャケットはなぜ魅力的なのか?「醒めない」ジャケットが公開!
公開日: 2016/06/06 「醒めない」 Spitz スピッツ ミュージック ミュージックビデオ 動画

「スピッツのジャケット写真、なんか好きなんだよなあ。」
そういう方って結構多いんじゃないでしょうか?
7月27日に発売されるスピッツ15枚目のアルバム、「醒めない」のジャケット写真と収録曲が公開されましたね。
「醒めない」のジャケットカバーモデルに起用された、佐藤玲(りょう)さんのツイートで知ったのですが、その写真を見た瞬間、思わずにやけてしまいました。
スピッツのアルバムジャケットは、どうしてこんなにも魅力的なのか?今回はそんなスピッツ作品の不思議に迫ります。
もちろん、シングルCDのジャケットも素敵ですが、シングルとアルバムで表現する方向性が少し違うような気がします。なので、今回は主にアルバムジャケットについて考えてみたいと思います。
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アルバムジャケットの魅力の正体
世界観が一瞬で広がる
スピッツの楽曲が素晴らしいのは当然の事ですが、僕は以前から、「スピッツってアルバムジャケットのセンスが絶妙だよなあ」と思っていました。
きっと僕だけじゃなく、かなりの人がそう思ってるはず。言葉にするまでもなく、スピッツ好きならもはや当たり前の感覚かもしれませんね。
僕は特に、「女性が登場するジャケット」が好きです。
どれが一番か?っていうのは簡単に決められないですが、「フェイクファー」のジャケットがかなり好きです。
淡く繊細。柔らかい雰囲気。
フェイクファーが奏でる曲のそんな世界観が、パッと一瞬にして目の前に広がっていくような。そういう空気にふんわりと包まれるような。
そんな気がしてきませんか?
感覚的なもの
どうしてこのジャケットが好きなのか?っていうのは感覚的なものです。この作品に思い出がつまってるから、と言うこともできると思いますが。
「せつない」とか「儚い」という表現は、あまりにも月並みですが、曲を聴いてると色々なことを思い出してしまいます。
そういうニュアンスって、なかなか言葉で的確に説明できませんよね。
なぜか好き
どうして好きなのか説明できないけど、何故か好き。そういう感覚。
スピッツの楽曲やジャケットは、ピンポイントで「そういう感覚」に訴えてくるんですよね。例えばこんな感じ。
スピッツ「こういうのが好きなんでしょ?」
僕「その通りです・・・。」
すみません、ちょっとした悪ふざけですが。でも、そんな感じなんです。
スピッツくさい
それは多分、「スピッツくさい」とか、「あ、これスピッツっぽいな」っていう感覚が好きなんだろうなっていうことだと思います。
それでも、アルバムの曲を聴いてジャケットを見返してみると、そのジャケットがそのアルバムが持つ世界観を明確に表している気がしてきます。
「このアルバムには、このジャケットがぴったり」、「このジャケット以外ありえない」っていう写真がきちんと選ばれてると思いませんか?
作品に対する愛
まるで、ジャケットが歌を唄っているよう。
作品の世界観がしっかり表現されています。
確か、草野さんがジャケットのアイデアを出してる、ということをどこかで読んだ気がしますが。
作品の細部へのこだわり。ジャケットは細部というか、もちろんアルバムの一部分です。そういう所へのこだわりに、スピッツの音楽や自分達の作品に対する愛を感じます。
まとめ
スピッツらしさが感じとれる
今回は「スピッツのアルバムジャケットはなぜ魅力的なのか?」について、「フェイクファー」を例に僕なりに考えてみました。
ひとことで言うと、「ジャケットにもスピッツらしさが感じとれるから」っていうのが、魅力の正体なのかもしれません。
そして、その「らしさ」に惹きつけられるんです。
スピッツの作品が気づかせてくれること
スピッツの作品は、「音楽はジャケット、パッケージも全てを含めての作品である」と改めて気づかせてくれます。
それは普段気にも留めない程、当たり前のことなのかもしれません。でも、スピッツの作品を手に取ることで、そういうことを思い出させてくれます。
ジャケットも合わせて、「これがスピッツです。」って語りかけてくれるような。
この記事を書くにあたってスピッツのアルバムを振り返って見てたら、「花鳥風月」のジャケットもかなり素敵だと改めて気づかされました。
「スピッツらしいよなあ」って。
歌詞カードを読む時に、ジャケットにも目を向けてみると、スピッツの音楽愛に触れることができるかもしれません。
あなたはどの作品のジャケットが好きですか?
posted with カエレバ
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